++里芋と向き合い過ぎなんです++

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お世話になっている現場のマネージャーが里芋熱でして、
さすがに５回、６回もつづくと販促用の試食レシピ提供も限界です。

普通に煮付けにしただけではお客様は
「ふぅぅ〜ん」で通り過ぎてしまいます。
なに？里芋？えっ、それってどんな味？
えっ、そんなに簡単に作れてこの美味しさなの？で購買へと繋がります。
だっていくら旬だからって地味なお野菜ですから。
そこに新しい発見がなくてはエンターテイメントにはなりません。

里芋とベーコンの炊き込みご飯
里芋入りクリーミートマトシチュー
中華スープ仕立ての芋煮
などなど．．．．．．．とうとうマネージャーさんに訴えました。

もう、勘弁してください。
お客様もまた、里芋って顔で近づかれるので
サプライズレシピで吸引するのにも限界がありますと。

しかし、彼はひるまなかった。

この秋は里芋を押したいんだと！
ワタシが売るとこの地味な野菜が３倍４倍の売れっぷりなのだと口説くのです。

うぅぅぅん・・・・そういわれると弱いワタシ。
負けん気魂むくむくです。

そこで絞り出したレシピが「里芋のオイスターソースそぼろ炒め」です。

これがヒット。
お陰でいい感じで売れていきました。



レシピは次の通りです。

１）里芋は皮を剥いて大きめの一口大に切り、茹でる。

２）熱したフライパンにバターを溶かし、豚ミンチを炒め、火が通ったところで茹でた里芋を加え、炒め合わせたらオイスターソース、砂糖、酒、みりん　各大さじ１と醤油大さじ２で調味。
照りが出るくらいまで弱火で炒めて完成。

彩りでネギや三つ葉を散らしてボナペティ。

ミンチは合いびきでも良いのですが豚ミンチが一番、美味しく仕上がります。
豚バラの細切りもおすすめ。
また、ワタシは試食の都合上、里芋を小さめに切りましたが、お客様からこうやって小さく切ると食べ易いし、美味しいわねでした。
へぇ〜、なにがお気に召すか分からないです。
小さいほうが早く茹で上がるのも利点ですものね。

ぜひ、お試しください。

そして、
もう、里芋やってってオファーがきませんようにと
お月さまに手を合わせる野菜ソムリエMARIKOです。

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