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にほんブログ村 2014年3月8日土曜日 ランチ篇に続き、6時30分〜始まった チームふくしま企画 「ふくしまの恵みを味わおう!」 〜チームふくしま×福島出身シェフの心を満たすイタリアン@フェスティーナ レンテ ディナー篇。 ここでは前編に続き後編を綴ります。 フェスティーナ レンテでこの日サーブされたお料理の食材は一部を除き9割以上が福島県産の野菜、鶏肉、牛肉でした。しかし、この時期は収穫野菜の種類が少なく、ふくしま市場元店長 櫻田さんがそれぞれの野菜の生産者さんに掛け合ってくださり揃えてくださいました。それもワタシ達に知らせることなく廣瀬シェフと一緒に準備を進めてくださったことに本当に感謝です。 このお話を伺った時は最終打ち合わせで廣瀬シェフとお話ししている時でメンバー全員が言葉を失い、感激で泣きそうになるのを堪えるのに必死でした。応援されてるやん、逆やんって。有り難いことです。(ちなみに歳に似合わず泣き虫でして・・・・帰宅してから泣かせていただきました。エヘッ) そのお気持ちに応えるためにもこの日はランチ、ディナーと皆で思いっきり賑やかに美味しく食べるのだ!がワタシ達にできることでした。 メニューはランチとディナーでメインが違い、料金設定も違いました。今回、初めてレストランイベントを開催するにあたり、とにかくリーズナブルでお越しいただき易い料金設定にしたい、そしてお店にご負担をかけない!正規に利益を得ていただきたいというポリシィから決めていきました。結果的にはあちらこちらにお世話になっている訳ですがお値段の違う理由もきっちり告知しておきました。本当はもっと具体的にメニューを記すべきでしたが前記したように野菜がどの程度揃えられるかがギリギリまでわからなかったのでメニューを掲載できなかったのです。最終完成は4日前でした。廣瀬シェフには本当に無理をお願いしました。また、心労をおかけした石井さんに感謝です。もちろん、アシスタントのSAITOさんにLOVEです。ランチでは有名な川俣シャモを、ディナーは福島牛をメインにしていただきました。廣瀬シェフの心遣いはランチでは福島牛をパスタに、ディナーでは川俣シャモをリゾットにとさりげなく組み込んでいただき、アイディアと技に感謝感激です。 そして、こちらがディナーで登場した福島牛のタリアータです。 そして、パスタ2種は・・・ヤーコンのピリ辛トマトソースパスタと川俣シャモのリゾットでした。 これは堪らん!ワタシも食べたかったよぉおぉ。 ひとしきりワイワイ食事をした後は・・・・・ 昨年の9月開催の第1弾から今回の4弾まですべてのイベントに参加してくださった方が2名いらして皆勤賞を贈呈しました。U田さんにはふくしまの美味しいモノをI藤Y子さんにはキビタンをプレゼント。毎回盛り上げてくださったお二人に感謝です。ありがとうございました。 そして、最後はこの方に感謝を伝えました。 この日、参加してくださったランチ組ディナー組全員からのメッセージをお世話になっている櫻田さんに伝えるため,色紙にしました。櫻田さんだからサクラのシール(ご本人はしばらくその意味がお分かりならなかったのがまた、おちゃめでした)が色紙いっぱいに貼られています。何処よりも早く満開になったサクラを見てとても喜んでくださいました。ご両親に見せるとかって(笑 葛西のお店は閉店になりましたが日本橋の新店舗でお会いできるのを願い、櫻田さんに大きな感謝の拍手が贈られました。櫻田さん,ごちそうさまでした! このチームふくしまはちょうど一年前、2013年3月11日に櫻田さんのパネルディスカッションを拝聴したことから始まりました。そして、毎回毎回相談にのっていただき、大きな力を貸してくださいます。かっこよすぎる櫻田さんです。本当にふくしまの恵みは人であると思います。 そして、今回、無理をお願いしたフェスティーナ レンテの廣瀬シェフのお人柄に惚れたチームふくしまです。なぜ、廣瀬シェフだったのか! いろいろな選択肢があった中,直感です!顔写真を拝見した時に絶対にこのシェフと思い、ご経歴を拝見してまさにチームふくしまが応援したいストーリーがそこにはありました。 廣瀬シェフは震災当日、福島市内にあったご自身のレストランにいらして、揺れが落ち着くや否や、まだ1歳のお子さんと奥様のもとへ自転車を走らせて必死で戻ったと言います。 その後、お世話になっていた有機栽培の農家さん達が廃業宣言をされたことがきっかけになり、お子さんのことも考えて苦渋の決断のもと、福島を離れ、東京でレストランを開ける決意をされます。 元々、東京でシェフをされていたのでその頃からのご縁からあの人形町で知らない人はいない名店「玉ひで」さんのお力添えで「玉ひで」さんの倉庫だったこの場所を借りることになったと言います。店が出来上がるまで「玉ひで」さんで働かせてもらったという話にはぐっときました。店に歴史があるのはやはり店主の人柄、それもそれが代々伝わっている「玉ひで」の懐の深さと人情がそこにあるのだと学ばせていただきました。さらにお店の内装は南会津から職人さん達が仮設住宅の建設で忙しい中を休日返上で通ってくださり、完成させたと言います。廣瀬シェフがずっと描いていた福島で住居と店が一体になったログハウス風のレストランをやりたいという夢をここ人形町でカタチにしたのでした。釘1本に板1枚1枚にだれよりも早く一歩を踏み出すシェフへ福島の皆さんの思いが託されたのです。 そう!すべてに人の繋がりの力が働いています。もちろん、繋いでいるのは廣瀬シェフのまじめなお人柄と食材の声を聞きながら食べ手の心を読み取るセンスです。廣瀬シェフ自身がふくしまの恵みなのです。 だからフェスティーナ レンテだったんです! この一年で「人」って素晴らしいとワタシ達は福島を通じて知ることになりました。 チームふくしまはこれまで延べにして140名以上の方々が参加してくださいました。関係してくださった方々を含めると160名越えです。全員チームふくしまのメンバーです。 チームふくしまがきっかけとなり、集まったことで何かを感じ、考え、それを持ち帰ってくださり、またそれぞれのスタイルで回りに考えるきっかけを広めていただいています。チームふくしまはこれまでもこれからも考えるきっかけであり、その結果、食べるも良し!やっぱりいまはまだ食べないという選択もあり!です。風評で判断しないことを大切にしていただいています。それはふくしまの恵みだけではなく、東北すべての恵みへと広がっていくきっかけです。 この一年、本当に多くの皆さんとふくしまの恵みを通して繋がらせていただけたことに感謝します。 「食」は「人」を「良くする」と書くとはよく言ったものですね。 どうぞ、皆様、これからもよろしくお願いします。 最初に企画書を持ち込み、多忙なお立場にも関わらず、話を何度も聞いてくださり最後はワタクシのゴリ押しに目をつぶってくださった日本野菜ソムリエ協会 A藤さんに深く感謝申し上げます。始まりからずっと保健室室長として無理難題に立ち向かって下さったT田さん!アナタなくしてワタシ達はココまで来れませんでした。必死になるとエラそうな言動に走るワタクシをよく受け止めてくれましたね。ありがとう。また、「迷ってはだめ!思っている道を進みなさい」とニッコリ力強く言ってくださったU原さん、側で大きく頷いてくださったH田さん、あの瞬間がワタシのお守りです。HP告知やチラシ作りでお世話になっているM本さん、いつも元気に電話に出てくださり、イベント時には見事な包丁さばきであっといまに準備をしてくださるT崎さんに感謝します。ホンマ助かってます!そして、途中でお仕事の関係で直接、関われなくなったのにことあるごとに心配げに側に寄って来てくれたT林さん!この日にいただいた評価を宝物にこれからも歩んでいきます。差し入れのかりんとう!ひとりでバクバク食べました。ありがとう。 そして、そして、チームふくしま 第2号 副代表の「浅見みちる」さんに言葉にできない感謝の思いでいっぱいです。アナタの思いやり、細やかさ、冷静さ、そしてちょっと天然で笑い顔がくちゃっとするチャーミングさにどれだけ助けられたでしょう。強引で脳と口が直結しているTHEなにわ女に振り回されて大変だったと思います。ごめんね。しかし、一年前の3.11の夜,偶然は必然であるを絵に描いたような形でワタシ達は帰りが一緒になり、エレベーターに無言でのり,数分間歩いて始まったチームふくしまです・・・・交わってくださった皆さんのお陰でワタシ達も成長しましたよね。一緒に感謝できることが嬉しいです。ありがとう!なんか、こんな書き方をするともう終わってしまうようですが2年度はさらに発展していくためにアナタの力が必要です。これまではワタシ達の思いを伝えてきましたが今はメンバーの数だけアイディアがあります。それを形にしていくのが次のミッションです。皆で動き始めます。そして、ゴールとしているWIN-WINを目指して息切れすることなくこれからもよろしくお願いします。 区切りとして記しておきたかったことを綴りました。長文すぎましたね。お許しを。最後まで読んでくださった皆さんに感謝です。 ちなみにチームふくしまは野菜ソムリエでなくても参加できます!フェイスブック上にチームふくしまのグループが存在します。リクエストはFBで受け付けていますのでよろしければ加わってくださいね。 応援の合図にクリックをお願いします。
by MARIKOvegfruLIFE
| 2014-03-18 20:03
| チームふくしま
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